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 About         

音から、音楽へ。

―日本とフランスの「いいとこどり」教育、現役ピアニストによる「伝わる」音楽レッスン

私が近所の先生にピアノを習い始めた4歳の頃は、まだ友人と外で駆け回っていた方が楽しくて、じっとピアノに向かっていられないような子供でした。

せっかく買ってもらった電子ピアノは、自動演奏を流して遊ぶのに使っていました。

小学校ではバスケットボール部に入り、突き指をしてはピアノの練習をほったらかしにしました。

まさか音楽を学ぶために海を渡ることになろうとは、そのころは思いもしませんでした。

何が私を音楽の道に導いたか。

それは、幾世紀も前に、知らない国の作曲家が残してくれた名曲たちでした。

モーツァルト、ショパン、ドビュッシー…

なんとなく続けていたピアノのお稽古の中でも、時々「これ弾いてみたい!」という曲との出会いがありました。

それはまるで一目惚れのようでした。

どうしたらこの曲に近づけるだろう?

そう考えるようになると、ピアノの音一つ一つにこだわりたくなってきました。

ではどうしたら良い音を出せるのだろう?どうしたら歌っているように弾けるだろう?・・・

ピアノを弾くことは、楽器をとおして歌うこと、なにかを表現すること。

そしてそれを聴く人に伝えることです。

ただ弾くだけでは、もったいない。

同じ鍵盤でも、優しく弾けば優しい音が出ます。

輝く音、まろやかな音、軽い音、重い音、乾いた音、霧のような音・・・

昔の私がそうであったように、そして今でも私が毎日色々なな発見をしているように、

せっかくピアノに興味を持ってくれた方に、無限に広がるピアノという豊かな楽器の世界を、覗いてみてほしいと思っています。

この教室では、音楽を音楽として伝えるためのレッスンを心がけています。

どんどん教本を進めること、指が速く動かせるようになることだけがピアノの楽しさではありません。

日本の音楽大学とフランスの音楽院の両方の教育を受けた経験を生かし、良いところだけを組み合わせたレッスンをいたします。

● 無理なく何でも弾けるためのテクニック、きれいな姿勢、腕の使い方

● 曲や場面に合わせて音色を変えられるような、音のパレット

● 作曲家に近づくための音楽鑑賞のすすめ

● 曲の構造を知って、理解を深めるアナリーゼ(分析)

● コンクールや試験、コンサートなど舞台で演奏するための、心と身体の作り方

● 現役ピアニストならではの、人前で演奏する立場からの実践的なアドバイス

一から学ぶ方、趣味を極めたい方、受験を控える方、留学を志す方、どなた様にも同じ熱量を持ってレッスンさせていただきます。

一緒に音楽を楽しんでいける仲間が増えますように。

倉田 莉奈

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